
ビットフライヤーとコインチェックってどっちがいいの?
紹介されているけど、使うならどっち?
ビットフライヤーとコインチェックに違いはあるの?
などの疑問があると思います。
結論、どっちの取引所を使っても良いのですが、今回はこの2つの取引所の違いについて紹介します。

ビットフライヤーとコインチェックについて知りたい人だけ見ていきましょう。
まだ、ビットフライヤーとコインチェックの口座を開設されていない方は、以下の記事から確認することができますので、参考にしてみてください。
ビットフライヤーの特徴

名称 | bitFlyer(ビットフライヤー) |
運営会社 | 株式会社bitFlyer |
サービス開始 | 2014年1月 |
提供する取引形式 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(取引所) |
取引銘柄数 | 19種類(2023年3月時点) |
最小取引数量 (ビットコインの場合) | 現物取引(販売所):0.00000001BTC 現物取引(取引所):0.001BTC レバレッジ取引(取引所):0.01BTC |
レバレッジ取引の最大倍率 | 2倍 |
その他のサービス | ステーキングリワードサービス(一時停止中) かんたん積立 ビットコインをもらう bitFlyerクレカ ビットコイン寄付 友達招待プログラム Tポイント交換サービス bitWire(β) |
ビットフライヤーの主な特徴
- 販売所と取引所の現物取引、ビットコインのレバレッジ取引ができる
- 取り扱い銘柄19種類
- 全ての取り扱い銘柄を1円から取引可能
- ビットコインの取引高が6年連続国内No.1(2016年~2021年)
- セキュリティ性能が高く、業界最長の7年連続ハッキングゼロ
- bitFlyerクレカやTポイント交換サービスなどのサービスがある
コインチェックの特徴

名称 | CoinCheck(コインチェック) |
運営会社 | コインチェック株式会社 |
サービス開始 | 2012年8月 |
提供する取引形式 | 現物取引(販売所・取引所) |
取引銘柄数 | 19種類(2023年3月時点) |
最小取引数量 (ビットコインの場合) | 現物取引(販売所):500円相当 現物取引(取引所):0.005BTC以上かつ500円(相当額)以上 |
その他のサービス | CoinCheckつみたて CoinCheck IEO CoinCheck NFT(β版) CoinCheckでんき CoinCheckガス CoinCheckアンケート 貸暗号資産サービス ステーキングサービス(β版)(一時停止中) OCT取引サービス |
CoinCheckの主な特徴
- 販売所と取引所の2つの形態で現物取引ができる
- 取り扱い銘柄は19種類
- どの銘柄も500円から取引
- アプリの評価が高く、ダウンロード数は国内No,1
- マネックスグループの傘下で、資金力やセキュリティ面に信頼背がある
- CoinCheck NFT(β版)で、NFTの売買ができる
ビットフライヤー、コインチェックともに、販売所と取引所の大きな違いは以下のようです。
販売所 | 取引所 | |
概要 | 仮想通貨取引所とユーザーの間で取引をする | 仮想通貨取引所のユーザー間で取引する |
メリット | 仕組みがシンプルで、約定力を高い | 販売所よりも取引コストを抑えられる |
デメリット | 取引コスト(スプレッド)が高い | 必ずしも注文が成立するとは限らない |
ビットフライヤーとコインチェックの手数料を比較

仮想通貨購入に関わる手数料はいくつもありますので、比較してみましょう。
手数料の種類 | bitFlyer | Coincheck |
口座開設手数料 | 無料 | 無料 |
口座維持手数料 | 無料 | 無料 |
販売所の取引手数料 | 無料 (スプレッドあり) | 無料 (スプレッドあり) |
取引所の取引手数料 | 約定数料×0.01~0.2% (銘柄ごとで異なる) | 無料 |
レバレッジ取引の取引手数料 | 無料 | レバレッジ取引の提供なし |
日本円の入金手数料 | クイック入金(住信SBIネット銀行):無料 クイック入金(住信SBIネット銀行以外):330円 | 銀行振込:振込手数料を自己負担 コンビニ入金:入金額に応じて770円または1,018円 クイック入金:入金額に応じて770円~ |
日本円の出金手数料 | 出金(三井住友銀行):出金額に応じて220円または440円 出金(三井住友銀行以外):出金額に応じて550円または770円 | 407円 |
仮想通貨の入出金手数料 | 無料 | 無料 |
仮想通貨の出金手数料 | 銘柄ごとで異なる BTC:0.0004BTC※ ETH:0.005ETH XRP:無料 他 ※bitWire(β)では無料 | 銘柄ごとで異なる BTC:0.0005~0.016BTC ETH:005~0.16ETH XRP:0.15XRP 他 |
これを見るに、両者に大差はないものの、取引所での手数料はCoinCheckがお得であることが分かります。
ただ、日本円の入出金などではbitFlyerの方がお得になっていることが分かります。
それ以外にも、bitFlyerにはbitWire(β)を使うことで、ビットコインの出金手数料がかからないというメリットも上乗せされます。

つまり、総合的にみると、手数料に関してはbitFlyerの方が良心的であることが分かりますね。
ビットフライヤーとコインチェックのメリットは?

BitFlyerの主なメリット
- 1円から取引できて、細かな取引数量の調整も可能
- 生活に身近なサービスが揃っている
- bitWire(β)を使えば、ビットコインの送金手数料がかからない
となっています。
BitFlyerの大きなメリットには、すべての取り扱い銘柄が1円から取引できるというところです。
また、生活に関係のあるサービスを多く扱っていたりと、過疎通貨以外の面でも使えるのも面白いですね。
CoinCheckの主なメリット
- 現物取引(取引所)の取引手数料が無料
- 利用できるサービスが幅広い
- NFTの売買ができる
まず、先ほども紹介しましたが、取引所の手数料が無料となっています。
また、自動積立やレンディング、IEOなどの仮想通貨取引以外のサービスが充実していることもポイントとなっています。
他にも、NFTマーケットプレイスのCoinCheck NFT(β版)でNFTを売買することができるのも、コインチェックの特徴となっています。
ビットフライヤーとコインチェックのデメリットは?

BitFlyerののデメリット
- レバレッジ取引の対象銘柄がビットコインのみ
- 現物取引(取引所)の取り扱い銘柄が少ない
- アルトコインの出金に手数料がかかる
CoinCheckの主なデメリット
- レバレッジ取引ができない
- 現物取引(取引所)の取り扱い銘柄が少ない
- 仮想通貨の出金時に手数料がかかる
ビットフライヤーもコインチェックも、メリットに関しては特徴的なサービスが多かったが、デメリットに関しては共通していることが多いです。
レバレッジ取引に関しては、ビットフライヤーなら取引対象がビットコインのみ、コインチェックにはそもそもサービスが存在しません。
また、現物取引の取引所で扱う銘柄も、両者ともに6種類と少ないということも挙げられます。

ビットコインやイーサリアムはできますので、そこまで問題はないように感じますが…
ビットフライヤーがおすすめな人
ポイント
- 取引数量を自由にコントロールしたい人
- まずはポイントなどをビットコインに好感して、仮想通貨の世界を体験してみたい人
- 実用のためにビットコインを購入したい人
ビットフライヤーでは、どの銘柄も1円から取引ができるため、初心者の方でも始めやすいという特徴があります。
そのため、これから仮想通貨に挑戦するという人は、ビットフライヤーで過疎通貨デビューするのも1つの手だと思います。
また、クレジットカードやTポイントなどのサービスも整っていますので、仮想通貨以外のサービスも使っていきたいという人には向いていると言えます。
コインチェックがおすすめな人
ポイント
- ビットコインなどの取引コストを抑えたい人
- 仮想通貨取引以外のサービスを活用したい人
- 簡単にNFTを売買したい人
取引所の現物取引は、取り扱い銘柄が6種類と少ないですが、手数料が無料などの魅力もあります。

ビットフライヤー同様に、最初はビットコインやイーサリアムが中心となるはずですので、そこまで問題は無いように思えます…
また、コインチェックなら簡単にNFT売買できますので、NFTの売買に挑戦したい方などにも適しているでしょう。

ビットフライヤーでもNFTの売買はできますが、他のツールを使う必要があるため、慣れるまでは面倒です。
まとめ

ということで、今回はビットフライヤーとコインチェックの違いと特徴について紹介してきました。
ビットフライヤーとコインチェックのどちらで仮想通貨を始めようか迷っている人は多いと思いますが、最終的にはどちらでも大丈夫です。
というのも、大半の人が調べるだけで満足して、行動には移しません。

おそらく、本記事を見ている人でも行動に移す人は一部でしょう。
ですので、どの取引所で始めるかよりも、実際に仮想通貨を運用することに焦点を当てることが何よりも重要になります。

運用することでわかるようになることの方が多いですからね…
それでも迷うという人は、個人的にはビットフライヤーを推しますので、ビットフライヤーからトライしてみましょう。