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LINEMOはリーズナブルな料金プランが人気ですが、通話料もソフトバンクや格安SIMと比べて安いのでしょうか?
連絡手段としてよく電話を使う人や、LINEMOで仕事用スマホを契約しようとお考えの方にとっては通話料の金額は重要ですよね。
今回はLINEMOの通話料について、
- 通常利用した場合の金額
- お得になるキャンペーンやオプションの有無
- 他キャリアとの比較
- LINEMOで通話料を節約したい時の方法
詳しくお伝えしていきます。
LINEMOの通話料は22円/30秒!|ミニプランやスマホプランの特徴まとめ
LINEMOの通話料は従量課金制で、通常30秒ごとに22円かかります。
仮に1ヶ月のトータルの通話時間が60分だとすると、通話料金は2,640円です。
「ミニプラン」「スマホプラン」の2種類がありますが、どちらのプランでも通話料が変わることはありません。2つのプランの違いは以下の表のとおりです。
LINEMOの料金プラン概要 | ||
ミニプラン | スマホプラン | |
月額料金 | 990円 | 2,728円 |
データ容量 | 3GB | 20GB |
低速時速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps |
通話料 | 22円/30秒 | |
データ繰り越し | × | |
5G対応 | ◯ |
サービス開始当初はスマホプランのみでしたが、より月額料金が安いミニプランも登場し選択の幅が広がりました。
かかってきた電話は料金無料で受けられる
LINEMOに限った話ではありませんが、かかってきた電話を受ける際に料金がかかることはありませんのでご安心ください。
通話料金は、自分から電話をかけた際にのみ発生します。
LINEMOでは通話料が無料になる定額サービスがある
LINEMOでは、よく通話機能を使う人向けに2種類の通話定額オプションがあります。
通話準定額 | 通話定額 | |
オプション料金 |
550円/月 |
1,650円 |
通話時間 |
5分/回 |
国内通話無制限 |
申込 | 必要 | 必要 |
普段の通話時間によって準定額か通話定額のどちらかからかが選べます。
ただ、どちらの定額オプションであっても、
- 国際電話
- 0180から始まる番号
- 0570から始まる番号
- 104など
に電話をかける場合は通話定額の対象外となり、別途通話料が発生します。
また、オプション料金の日割りはされず、途中契約・解約共に翌月からの適用となります。
LINEMOのかけ放題オプションは専用アプリ不要
LINEMOの通話定額オプションは、専用アプリ不要で利用できます。
キャリアによっては通話定額に専用の通話アプリが必要になることもあるので、普通の通話機能で定額オプションが適用されるのはとても便利ですよね。
以下から、それぞれの定額オプションについて見ていきましょう。
通話準定額プラン|5分以上の通話料金のみがかかる
通話準定額プランは1回につき5分未満の通話が定額で利用できるオプションです。
5分を超過した場合は、通常の22円/30秒が別途で発生します。
実は、前身であるLINEモバイルをソフトバンクが買収した際、5分の通話定額は元々プランに含まれ2,980円(税込3,278円)で提供する予定でした。
しかし、他キャリアの競合プランに対抗するために月額料金を引き下げ、通話定額を有料にして現在の形になりました。
通話定額プラン|国内通話が完全無制限
国内通話が完全定額で利用できるのが、この通話定額プランです。
通話時間に関係なく国内通話であれば通話し放題なので、時間を気にせず通話を楽しめます。
- 1回の通話が5分以上のことが多い
- 仕事用スマホで色々な相手と電話する
- 音質や使い勝手からアプリ通話は使いたくない
という方におすすめのオプションです。
LINEMOで7ヶ月間5分かけ放題の通話料が無料になるキャンペーンを開催中
現在、LINEMOでは通話定額オプションが550円割引されるキャンペーンが開催されています。
キャンペーン名 | 通話オプション割引 |
キャンペーン実施期間 | 2021年3月17日~終了未定 |
内容 | 通話準定額/ 通話定額が7ヶ月間毎月550円引き |
割引適用後の価格 | 通話準定額:550円→0円 通話定額:1,650円→1,100円 |
対象者 | ・期間中に新規契約 ・MNPで他社から乗り換え ・ソフトバンク/ワイモバイルから乗り換え |
キャンペーン期間中に他の通話定額オプションに変えた場合も、割引は適用されます。(ただし期間は延長されません)
つまり、通話準定額から通話定額に途中で変えても毎月の550円割引は適用されますが、期間は通話準定額を契約してからの7ヶ月間となります。
オプション料金分通話機能を使うか分からないのでまずは試したい、お得に通話定額を活用したいという方におすすめです。
もちろん期間中に解約すれば、オプション料金は発生しません。
LINEMOならではのLINEギガフリーで、高い通話料も節約可能
LINEMOでは他のキャリアではできない「LINEギガフリー」という、お得な機能を使って通話料が抑えられます。
LINEギガフリーとは、音声・ビデオ通話を含めてLINE上でのやり取りがデータ消費としてカウントされないというサービスです。
データ容量の上限を超過して、速度制限がかかっていてもLINEアプリ内のやりとりでは速度は落ちず月末までずっとサクサク使えます。
LINEギガフリーの対象になる操作をまとめました。対象外、もしくは調整中の機能もあるのでご覧ください。
ギガフリー対象有無 | 利用内容 |
LINEギガフリーの対象 (データ消費としてカウントされない) |
音声通話 ビデオ通話 Face Play トークの送受信 音声メッセージ スタンプ送受信 画像・動画等ファイルの送受信 トーク画面シェア機能 トークルーム内の設定/ノート/アルバム LINE VOOMの表示/投稿/シェア ディスカバー(写真・動画) LINE Payの利用 LINE家計簿の利用 設定/各項目の表示や編集 友だち追加 プロフィール表示/編集/投稿 検索機能 |
LINEギガフリーの対象外 (データ消費としてカウントされる) |
トークでの位置情報共有 Shoppin’ トークの利用 ジフマガの利用 YouTubeの画面シェア Live利用 ニュース記事詳細画面の閲覧 OpenChatの利用 スタンプショップ利用 着せ替えショップ利用 LINEマンガ/MUSIC等ファミリーサービス利用 LINE Lite利用 LINEアプリ内から外部サイトの閲覧 LINEアプリ内から他アプリへ移動 |
調整中 | WebからのLINE VOOMの表示/投稿/シェア |
トークのやり取りや通話はデータ上限に関係なく使い放題で、大きな画像や動画データの送受信もギガフリーの範囲でできるのは便利ですよね。
通話はできるだけLINE経由で行うようにすれば、高い30秒22円の通話料金は大幅に節約できますよ。
LINEMOとソフトバンク、格安プランとの通話料を徹底比較
LINEMOとソフトバンク、他社の格安プランと通話料について徹底比較してみました。
キャリア |
通話料 |
定額オプションやサービス |
LINEMO |
22円/30秒 |
通話準定額550円:5分以内の通話/回が定額 |
ソフトバンク |
22円/30秒 |
通話準定額880円:5分以内の通話/回が定額 |
ワイモバイル |
22円/30秒 |
だれとでも定額770円:10分以内の通話/回が定額 |
ahamo |
22円/30秒 |
5分/回の通話は無料 |
povo |
22円/30秒 |
5分以内かけ放題550円:5分以内の通話/回が定額 |
※無制限のかけ放題オプションでも、一部例外で通話料が発生する番号もあります。
基本の通話料は同じでも、定額や家族割オプションの有無などでキャリアごとに差が出ることが分かりますね。
金額だけ見ると通話定額が安いのはahamoですが、LINEMOではLINEギガフリーの他、先ほどご紹介した通話定額の割引キャンペーンが利用できます。
実質的なサービスを比較した時、お得さにおいてはLINEMOに軍配が上がるようにも感じます。
家族割は使えないのでオプションなしでの通話は注意
LINEMOでは通話定額やLINEギガフリーなど、通話がお得になる機能が充実していますが家族割は利用できません。
ご家族や祖父母などよく電話をかける相手がLINEを使っていない場合、オプションなしだと通話料がかさんでしまう可能性があります。特に昨今は遠方にいる人と気軽に合うことも難しいので、以前と比べて電話をする機会も大幅に増えたのではないでしょうか?
最初にご紹介したように、通常の通話料だと1時間通話しただけで2,000円を軽く越えてしまいます。
月に数回くらいしか電話しないとしても、1度の通話時間が長い方は通話定額オプションを活用されることをおすすめします。
LINEMOの通話料を確認する方法
LINEMOの通話料は、My Menu内からいつでも確認できます。
1.LINEMOのMy Menuへログインする
まずは、電話番号とSMSで届いた3桁のセキュリティ番号を入力してMy Menuにログインしましょう。
2.利用明細の欄から「通話料」を選択
通話料の欄にある「確認する」ボタンをタップすると、過去6ヶ月分の利用明細が確認できます。
利用明細はPDFデータとしてダウンロードでき、手数料220円と送料84円を支払えば紙の明細を郵送してもらうことも可能です。
2021年からLINEMOの通話料がPayPayで払えるようになった
2021年9月15日からLINEMOの通話料をPaypayで払えるようになりました。
あらかじめPayPayアプリにLINEMOの電話番号を登録しておくことで、
- プランの基本料金
- データの追加購入分の料金
- 各種定額オプションサービスの料金
- 通話/通信料金
がPayPayで支払えます。
手軽で便利なPayPay払いですが、以下で挙げているような注意点もあります。
- キャリア決済をした分や国際ローミング料金はPayPay払いの対象外
- LINEMOの料金はキャッシュバック等PayPay特典の対象外
PayPay払いと言っても、口座振替やクレジットカードのようにPayPayから自動で月額料金が引き落とされるわけではありません。
締め日までにPayPay残高からLINEMOのアカウントにチャージした分の金額を、月額料金から差し引くといった支払い方です。
PayPayと電話番号の連携を済ませたら、支払いはLINEMOのMy Menu内の「PayPayを使う」メニューから行います。
毎月3,000円請求されるとして、事前に2,000円PayPayからLINEMOアカウントにチャージしていた場合は、支払い日に引き落とされるのは差額分の1,000円です。
多めにチャージしておいて余った分を翌月の支払いに繰越すこともできますが、キャリア決済分や国際利用分は口座やクレジットカードでの払いとなります。
まとめ
LINEMOの通話料金は通常22円/30秒ですが、定額オプションやLINEギガフリーなど料金が抑えられるサービスが多いことも分かりました。
本記事のポイントは、以下の通りです。
- 通話料金はプランに関係なく22円/30秒
- 通話準定額は550円で5分以内の通話が定額になる
- 通話定額だと1,650円で制限なしで通話し放題
- 通話オプション割引キャンペーンを利用すれば毎月500円割引される
- LINEギガフリーはビデオ通話を含むLINE通話がし放題
- 家族割はないので家族で通話するならLINE電話か通話定額がおすすめ
- 通話料金はMy Menuからいつでも確認可能
- PayPay残高で通話料などを支払うことも可能
LINEMOは月額料金が安いだけでなく、様々な機能が使える格安プランであることが分かりました。
定額オプションの他にも通話料を抑える機能が充実しているので、LINEや電話を使う機会が多い方は乗り換えを検討されてもよいかもしれませんね。